〇日本の核家族化
娘が生まれてから、自分の小さい頃を振り返ってみると、
家の中にお爺さん、お婆さん、両親、兄弟3人の7人の
世帯。今では大きな世帯である。
きっと私が生まれた時は両親が働いていたので、お婆さ
んが子供の面倒をみていたのだろう。
母親に聞くと「私が育てた」と言っているが、生まれた
娘のミルクをやらせると完全な素人でやっていなかった
のがわかる。
そんな大家族育った私にしてみると台湾の大家族はすご
く懐かしく、温かみを感じる。
今では、兄弟、いとことも普段は付き合いは無く会うと
きは冠婚葬祭の時だけ。そんな人は非常に多いのでない
でしょうか?
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〇台湾の核家族化
http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/pdf/ldi/2016/wt1609a.pdf
台湾でも核家族化は間違いなく進行しているのだが、
日本の核家族化とは少し違うようだ。表面的な数字は
日本化している感じだが、中身を考えると、兄弟、い
とこの繋がりは全く切れていない。
ページ頭の写真は娘が台湾から帰る時の送別会。兄弟
夫婦、子供、いとこまで皆そろっている。
日本だと無理ですよね。
普段からも頻繁に兄弟間、いとこ間で食事やらコミュ
ニケーションを欠かさない。
今回娘が生まれたあとも、兄弟皆で色々面倒見てくれ
ました。
〇核家族化テレビの影響
よくよく考えてみるとこんなにも核家族化したのはテ
レビの影響が大きいと思う。
経済的にも、子育てという環境にしてもどう考えても
同居が有利。なんでこんなになってしまったのか?
私が小さい頃「おしん」が流行った。
おしん ( 1983) 第1~3話 | Oshin ( 1983) Episode 1-3
いつも通り、途中で姑が嫁をいびる。これをみると
世の中の結婚する女の人、同居する人いませんよね。
同居=怖いものというイメージが刷り込まれてしま
ったような気がする。これ以降テレビドラマはほぼ
嫁いびりが流行りになりましたよね。大家族が幸せ
に暮らすというドラマでは視聴率取れないんです。
DINKSなんてのも流行らせましたよね。
〇見直すべき大家族
思えば昔の貧しい日本でも子供を立派に育てられた
わけで、育児ノイローゼがよく言われる今日とは全
く別世界。
今一度なんで家族があるのかってことを考え直して
皆で子供を育てる。そんな社会にしたいですよね。